右の写真をご覧下さい・・・
社屋横に展示してから3年・・・
未だびくともしない。
いわゆる、大きな地震がきてもたおれない施工を
研究したわけです。
ただ今すべての工事にこの耐震施工をしていますが、
ここに到達するのには、きっかけがありました。
2004年10月の新潟県中越地震発生から一ヶ月後、
一台のクレーン付きトラックにて現地入りし、
バラバラになった村の集合墓地の現状たるや
人生最大の衝撃を受けました。
重さ300kgもある石碑が1m飛んでいる訳ですから・・・
しかし、その中でも基礎は割れたり、全体的にずれては
いるものの、倒れていない墓石もいくつかあり、それを
参考に研究させて頂きました。
続いて2007年7月に起きた新潟県中越沖地震。
これは弊社長野支店が管理する霊園が被害を
受けました。
しかし発生から3日後、所沢から職人が現地入り、
欠けてしまったものはあれど、1週間ほどで
立て直し、すべてのお客様に報告が済みました。
素早く行動出来たのも、前回の地震で学習してたんですね。
この2回の地震で強く心を打たれたのは、この地域の
被災者の方々の多くに、家の修理よりまずご先祖を・・・
と、言う声を何度も聞かされたこと・・・
私たちの仕事の重大さを身をもって感じた時でした。
そうこの一枚の写真はたくさんの方々思いが入った墓石です。